第19回国際鉄道模型コンベンション報告 その1
第19回国際鉄道模型コンベンションの報告です。
8月16日は搬入日でした。
15時過ぎに会場入りしましたが、既に他の出店者はブースの設営がある程度済んでいたようです。
その為、会場の入り口からブースまで荷物を持ち込む為に、何度往復したことか。
さらに、今年から、2ブースにした為、設営に時間がかかり、21時時まで残業申請をしましたが、
線路の設営が結局終わらず、翌朝早出して対応することに。
8月17日。初日。
ビッグサイトには、7:30過ぎに着きましたが、扉が閉まったままで入ることが出来ません。
結局、8:00の開場を待って、入場しました。
その後、設営を行い、なんとか運転できる様にはなりました。
手前の方の、茶色いモジュールが私の担当分です。
今回、「スローアクションポイントを採用したい」と言い出しっぺでもある私が、
4箇所の担当になりましたが、その割には、全くと言っていいほど、製作が進まず、
家族にも、「これで恥ずかしくないのか?」と言われてしまうほど、
未完成な状態でした。
本線はなんとか繋がりましたが、この時点では、体験運転用のラインが繋がっていません。
初日の午前中には、体験ラインも設置が完了しました。
冷静によく見ても、これがなんなのかが全くわかりませんね。
というわけで、少し説明を加えました。
要は、今回採用した、サーボによる、スローアクションポイントのデモ用展示だったのです。
しかし、これでも、まだよく解りませんね。
そこで、用意したのが、こちら。
今回の展示のアピール文です。
そして、最終日の18日は、この形に。
ポイントがスローアクションで動くところを見て欲しいのですが、
ボタンを押すと、どこかで何かが変わることを期待してなのか、
ほとんどの方が、レイアウトを見ます。
ですので、見て欲しい所をお知らせするようにしました。
で、ブログでは、メカの内部も公開します。
と言っても、抵抗が4本、基板に固定されているだけです。
ボタンを押すと、ポイントが動き、その後、該当のLEDが点灯するようにしています。
会場で撮影した動画もありますので、一緒に紹介します。
ちなみに、今回のデモで使用したスケッチを以下に貼り付けておきます。
予め印刷したスケッチを用意しておいたのですが、
スケッチの内容にまで、突っ込んだ質問をしてくる人はいませんでした。
Arduino UNOを知っていた、若者には、無理やり内容を説明した記憶はありますが。(*´v゚*)ゞ
今回は、Arduino UNOを使用し、
サーボも1個だけでしたので、サーボ駆動用の5V電源は、
Arduino UNOから供給しています。
また、サーボのスピードは、テストの結果、スムーズに動く、「2」を採用しています。
/*
2018servodemo
2018/8/14
IHTモジュール倶楽部 oomori
サーボによるポイント切替
押しボタンにより選択された経路へポイントを切り替える。
切り替えた経路は、LEDで表示する
2018年JAMデモバージョン
ターゲットマシン : Arduino UNO
使用ライブラリ
VarSpeedServo
*/
#include
VarSpeedServo myservo1;
int Start_pos = 90; //ポイント切替 開始位置
int End_pos = 70 ; //ポイント切替 終了位置
int SPEED1 = 2; //サーボスピード
int srv1 = 5; //サーボピン指定
#define LED1 3 //LEDピン指定
#define LED2 4
// 経路選択SW
#define BUTTON1 1
#define BUTTON2 2
// SWの入力値、前回入力値、ステイタス 初期化
int val1 = 0;
int old_val1 = 0;
int state1 = 0;
int val2 = 0;
int old_val2 = 0;
int state2 = 0;
// the setup function runs once when you press reset or power the board
void setup() {
//サーボ割り当て(初期)
myservo1.attach(srv1);
//サーボ 初期値設定
//サーボの駆動テスト
myservo1.write(Start_pos,SPEED1, true);
myservo1.write(End_pos,SPEED1, true);
myservo1.write(Start_pos,SPEED1, true);
//サーボ解放
myservo1.detach();
// digital pin as an output.
pinMode(LED1, OUTPUT);
pinMode(LED2, OUTPUT);
// digital pin as input.
pinMode(BUTTON1, INPUT);
pinMode(BUTTON2, INPUT);
delay(2000); //dummy
}
// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
val1 = digitalRead(BUTTON1); //ボタン1の処理
if ((val1 == HIGH ) && (old_val1 == LOW)){
state1 = 1;
state2 = 0;
}
old_val1 = val1;
val2 = digitalRead(BUTTON2); //ボタン2の処理
if ((val2 == HIGH ) && (old_val2 == LOW)){
state2 = 1 ;
state1 = 0;
}
old_val2 = val2;
if (state1 == 1) {
myservo1.attach(srv1); //サーボ割り当て
myservo1.write(Start_pos,SPEED1, true);
myservo1.detach(); //サーボ解放
digitalWrite(LED1, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
digitalWrite(LED2, LOW);
}
if (state2 == 1) {
myservo1.attach(srv1); //サーボ割り当て
myservo1.write(End_pos,SPEED1, true);
myservo1.detach(); //サーボ解放
digitalWrite(LED1, LOW); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
digitalWrite(LED2, HIGH);
}
delay(200); // wait for a second
}
今回、このデモを見て、仕組みに興味を持った方からの質問がありましたので、
こちらで、改めて説明させていただきました。
なお、不明点等あれば、お気軽にご質問ください。
ということで、今回は、スローアクションポイントのデモ用展示の説明でした。
次回に続く。
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こんにちわです。
ボタンを押したら、どこがどのように動くんだろうと、レイアウトの方を見る・・・というのは、笑っちゃいけないけど、私もしそうな行動です(笑)
最後の「ここ見て!動くのここ!」って印が一番ですよね。
以外に説明見ずに押す人もいるかなぁー(^-^;
同じ展示をもしNサイズですると、ちょっとスローアクションは分かりにくいかな?小さすぎて・・・
投稿: がおう☆ | 2018年8月22日 (水) 17時57分
がおう☆さん、この手のイベントに来る人の目的によるのではないかと思っています。
写真を撮る人や説明を見る人は、まだ多少なりとも展示内容に興味があるのだと思いますが、
そうでないと人は、「ついでに見てる」と言う雰囲気が明らかですね。
ただ単に、ボタンがあるから押してみるだけと言う人も、同じ感じかな?
まあ、楽しみ方は人それぞれなので、あまりうるさい事は言えませんが。
この手のイベントでは、来場者は、「見るだけ」では、満足できないのではと思ってしまいますし、
出展者としても、高い出展料を払ってまで出展しているので、
折角なら、来場者に楽しんで貰える様な見せ方や遊び方を提案したり、
相互交流出来るような工夫をすべきではないかと思っています。
と偉そうな事を言っても、それが出来ている訳ではない事は、自覚しています。(^.^)
投稿: oomori | 2018年8月27日 (月) 12時31分