古い故の脱線対策
古い客車の話。
以前、オークションで古い客車を入手しました。
その古さゆえに、プラ製の台車枠が変形しています。
その結果、車輪が台車枠から外れてしまい、時折脱線してしまいます。
特に、台車枠の変形がひどいものは、以前、修正を試みましたが、
その際に、台車枠が割れてしまい、なんとか補修しました。
そこで、台車枠の歪みを修正することは諦めて、
車輪が台車枠から外れない対策をします。
まず思いついたのは、台車枠で車輪を保持する箇所と車輪の先端部分に隙間が出来ており、
この隙間を埋めることです。
今回、この部分に、中心部分に穴が空いたものを挟んで、
車輪を取り付ければ、
台車枠から車輪が脱落することが防げるのではないかと考えました。
そして、何か手頃なものはないかと探していて、あるものを使ってみることにしました。
それは、ワッシャです。
で、早速取り付けてみました。
写真の上側の箇所に、ワッシャを接着剤で固定してみました。
これならば、車輪が脱落することもなく、車輪自体はスムーズに回転します。
本来ならば、両側に入れたいところですが、使用したのが金属製ワッシャなので、
反対側の絶縁されている車輪に触れるとショートしてしまうので、片側だけに取り付けました。
理想としては、樹脂ワッシャを使って、両側に固定したかったのですが、
残念ながら、手持ちパーツには樹脂ワッシャがなかったので、金属製ワッシャを使用しました。
後から気づいたのですが、プラ板に車輪の先端が入る分の穴を開けて
台車枠に固定しても良かったのかもしれません。
しかし、今回の加工は、単にワッシャを固定しただけのお手軽加工です。
これで、台車枠から車輪が外れなくなったので、とりあえずは、よしとしましょう。
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